JavaScriptのif文で条件分岐するコードをまとめてみました。
はじめて学ぶ方や、もう一度確認したい時の復習用に使えます。
コピペしてすぐ試してもOKです。
条件が2つ(合格・不合格判定)
score が 90 以上なら合格、それ以外なら不合格
const score = 92;
if (score >= 90) {
console.log('合格');
} else {
console.log('不合格');
}
出力結果
合格
score が 80 なら「不合格」と出力される
解説
const score = 92;
scoreという定数に92を入れている
if (score >= 90)
if 文 (条件):score が 90 以上であるかを判定する。
console.log('合格');
条件が真 (true) の場合に実行される処理。
else { ... }
条件が偽 (false) の場合に実行される処理
条件が3つ以上(A評価・B評価・C評価・D評価)
- score が 90以上ならA評価
- score が 90未満、70以上ならB評価
- score が 70未満、50以上ならC評価
- score が それ以外ならD評価
const score = 56;
if (score >= 90) {
console.log('A評価');
} else if (score >= 70) {
console.log('B評価');
} else if (score >= 50) {
console.log('C評価');
} else {
console.log('D評価');
}
出力結果
C評価
解説
このコードのポイントは、「条件を上から順番に判定し、最初に真(true)になった時点で、他の条件はすべて無視して終了する」という if else if の仕組みです。
scoreが 56 の場合
(score >= 90)
56が90以上か? → 偽 (false) → 次の条件へ進む
(score >= 70)
56が70以上か? → 偽 (false) → 次の条件へ進む
(score >= 50)
56が50以上か? → 真 (true) → C評価を出力し、終了
else
実行されず → スキップ → 処理されない
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数字が偶数か奇数か判定
num を2で割って余りが0なら偶数、それ以外 (1) は奇数
const num = 7;
if (num % 2 === 0) {
console.log('偶数');
} else {
console.log('奇数');
}
出力結果
奇数
num が 4 なら「偶数」と出力される
解説
このコードのポイントとなるのは、剰余演算子(%)です。
- 剰余演算子 (
%): 左側の数(ここではnum)を右側の数(ここでは2)で割ったときの余りを計算します。 - 偶数の定義: 2で割った余りが 0 の数。
- 奇数の定義: 2で割った余りが 1 の数。
const num = 7;
if (num % 2 === 0)
7を2で割った余り(1)が 0 かどうか判定します。 (1 === 0 は偽)
else { console.log('奇数'); }
ifの条件が偽なので、elseブロックが実行されます。
数値かどうかを判定
num が数値なら何もしない
num が数値でなければ「数値ではありません」と出力
const num = 'abc';
if (isNaN(num)) console.log('数値ではありません');
出力結果
数値ではありません
解説
このコードで使用されているのは、JavaScriptの組み込み関数である isNaN() です。
- 役割: 渡された値が 数値であるかどうか を判定します。
- 動作: 値が数値ではないと判断した場合に、真 (true) を返します。
const num = 'abc'; の場合、処理の流れは以下の通りです。
if (isNaN(num))
文字列 'abc' は数値ではないと判断されます。真 (true)
console.log('数値ではありません');
条件が真なので、実行されます。
条件が偽 (false) の場合に何もしないという場合、波括弧 {} を省略して if 文を1行で記述できます。この記述方法も一般的です。
if文を使ってミニアプリを作ろう
✅ 条件3つの簡単おみくじ
✅ ボタンを押したらカウントダウン、0になったら終了
✅ 正解ならscoreをプラス、不正解ならscoreが0に



